ウルティマVI(4)
- 2009/11/28(土) 21:53:35
前回はブリちゃんと再会を果たし、Vから現在までに起こったことがわかりました。徳の神殿がガーゴイルに占領されているため全てを解放しなければなりません。町回りをしながら、神殿を開放していくことがまず第一の目的です。
また、城を出るためにはもらった鍵で城の南の鉄のドアを開け、中でレバーとクランクを使えば、はね橋が降り、城の外に出れます。
ブリちゃんの両脇に魔法使いのニスタルと、ジョフリーがいます。
まずはニスタル。
心配そうな顔のメイジだ。
「Ton-Nura、よく来た。会えてよかった。私はニスタル。宮廷魔法使いだ。魔法の力によって、ずっと汝らの苦難を見守っていた。なんとか力になれるよう、陰ながら応援しておる。イオロ、お前はガーゴイルの不思議な本を手にいれたそうだな。ちょっと見せてくれんか。」
「これです、先生。奴らのリーダーが持っていたのです。」そう言うと、イオロは本を差し出した。
「奇妙だ・・・表紙の絵を見たまえ。ガーゴイルが倒れた人間の胸に足をかけて立っている。うーむ・・・。実に面白い。今までに見たことのない、直線的な記号が書かれている。これがガーゴイルの文字なのだろうか?この本をライキュームのマリアに見せるのだ。魔法評議会で書記を務める、大変に有能な女性だ。彼女は様々な言語の研究家でもある。もしかしたら、これを翻訳することができるかもしれん。それから、アバタールよ・・・。異世界の汝の前に、赤いゲートが現れたそうだが・・・。そのゲートを開いたのは、黒いオーブではないか?」
はい:
ニスタルに、あのストーンサークルで手にいれた黒いオーブを見せた。
「やはりムーンオーブだ。いったい、なぜ・・・。汝の殺害をはかった、ガーゴイルの仕業だったのだろうか。ロード・ブリティッシュに、この"オーブ"の働きについて尋ねるがよい。陛下は、このような不思議な品々にご造詣が深いのだ。」
なるほど、ということで、ブリちゃんにオーブについて聞きます。
オーブ:
ロード・ブリティッシュに、黒いオーブを見せた。
「ほう・・・、余もそのような石を持っている。他にもあったとは知らなかった。これはそなたの旅において、多大なる助けとなるであろう。そのオーブに秘められた力と、使い方を教えよう。そなたの周辺にそっと置くだけでよい。たちどころに赤いゲートが現れるだろう。ただし、その置き方が鍵になる。正しい位置に置けば、そなたは望むところへ行くことができる。しかし、どこに置けばいいかは余もわからぬ。それはそなた自身で学ぶのだ。」
次にジョフリーです。
背の高いハンサムな男だ。
「また会えたな、Ton-Nura!おれだよ、ジョフリーだ!本当によく来てくれた。他の者にはできないことも、お前ならやり遂げてくれるからな。オレは、ガーゴイルに占領された慈悲の神殿に10人の兵士を送り込み、奪回作戦を敢行したんだ。ところが情けないことに、全く歯が立たなかった。その時の生き残りは、コーブで療養中だ。やつらに会って話を聞くといい。いろいろと参考になるはずだ。神殿は東だ。地図をよく確認するんだ。もしわからなければ、王様に地図のことをお尋ねしろ。正直言って、オレたちが勝てる自信はない。ガーゴイルは予想以上に強敵だし、ものすごい速さで侵攻が進んでいる。我が国はもう長いことはないかもしれん。オレは城を守らねばならない。一緒には行けないが、頑張ってくれ!」
ウルティマVI(3)
- 2009/11/28(土) 10:59:00
ということで九死に一生を得た、我らがトンヌラが赤いムーンゲートから出た先はブリちゃんの前でした。オープニングでも語られたように三匹のガーゴイルもゲートに入りました。
危うし、ブリちゃん!!(今までのブリちゃんの強さを考えれば大丈夫だけれども)

三匹のガーゴイルはあっけなく玉砕できます。

高貴なるブリタニアの統治者だ。
「Ton-Nura!また会えて嬉しいぞ!そなたが最後にここを去ってから、様々なことがあった。話を始める前に、そなたが本当にそなたであるかを確かめさせてくれ。余が送った書物の内容を知る者は、真のアバタールをおいて他にいない。さあ、本を開き、質問に答えよ。シルバースネークの像はどこに見られるか?」
はか: よろしい。トロルに欠けているものは何か?
たいりょく: ヒドラの産卵場近くで見つかる貴重なアイテムとは何か?
ナイトシェード: よろしい。やはり、そなたであったか!さあ、鍵を受け取ってくれ。これで城の南の鉄のドアが開けられる。そして、中のレバーとクランクを使うのだ。はね橋が降りて、城の外へ出られるだろう。この城の地下水道の扉も、この鍵であけられる。では、現在のブリタニアの状況を話そう。そなたと地下世界から脱出した、すぐ後のことだ。ブリタニアは幾度かの地震に襲われた。それにより、あの巨大な地下世界は、跡形もなく崩れ去ったのだ。しかし、ブリタニアは、新たなる脅威にさらされている。それは、異世界からの侵略だ!今、我々はガーゴイルと戦っている。赤いムーンゲートの向こう側で、そなたが遭遇した怪物どもだ。やつらはダンジョンを通って、この世界に侵攻してくるらしい。すでに8つの徳の神殿が攻撃され、占領されてしまった。さらに、コデックスにも、やつらは何かをしたと思われる。コデックスの神殿へ入ろうとする全ての者が、その通行を阻まれてしまうのだ。まだ町への攻撃はないが、それも時間の問題だろう。この城の東にある、慈悲の心の神殿が占領された時は、サー・ジョフリーが兵士達を率いて解放に向かってくれた。彼にその時のことを聞くがいい。なにか重要なことがあるはずだ。それから、そなたに部屋を用意した。自由に使って欲しい。王座の間の真西に余の部屋があるが、それから廊下をはさんだ南側の部屋だ。衛兵に命じ、必要と思われる道具をそなたの部屋に運ばせてある。そこで装備を整えられよ。特に、魔法の書を忘れるでない。また、この城の中にあるものは何でも自由に使ってくれ。遠慮はいらんぞ。そなたのことだから大丈夫だとは思うが、この国は広い。本と一緒に送った地図を見て、道を確認しながら歩くことだ。それから治癒が必要なときは、いつでも余に言うがいい。今の余の話を繰り返し聞きたかったら、そのように言ってくれ。
とく: 今こそ、8つの徳の精神を堅持し続けるのだ。それこそが、我々の最も尊きものを破壊せんとする、悪辣きわまりない侵略者と我々を区別する人の道なのだ。
しんでん: すでに、全ての神殿がガーゴイルに占領されてしまった。やつの侵攻を防ぐならば、行動を急がねば・・・
じひのこころ: トールデンに尋ねてみるがよい。
ジョフリー: わが軍の頼もしき隊長だ。
ちず: おお、地図がよくわからぬか?よろしい。まず、この城を探せ。中心の一番大きな建造物だ。城の周辺は、城下町ブリテイン。ブリテインから、3本の街道が発している。最も栄えているのが、南へ伸びる"王の街道"だ。"王の街道"を南下すると、まずポーズの村がある。更に南へ行けば、トリンシックだ。そして、西へ伸びる"崇高街道"を行けば、島の町スカラブレイ。その北、2つの森、スピリットウッドとディープフォレストを抜ければ、エンパスアビー修道院だ。その少し東には、正義の町ユーがある。また、ブリテインから東、川を2つ越えたところに、ストーンサークルがあろう。それが慈悲の心の神殿だ。その東は、コーブの村だ。北東にある町は、職人の町ミノック。あとは島だ。ブリタニア大陸の南西は、バラリアン諸島。ジェロームの町がある。ポーズの東の沖には、バッカニアーズデン。海賊達の巣窟だ。その東には、ニューマジンシア。ニューマジンシアの北東は、ベリティー島。ムーングロウの町がある。ムーングロウの北には、ライキューム。ブリタニアの学問の中心だ。トリンシックの南、英雄岬から続く島々の先には、騎士団の砦、サーパンツ・ホールドがある。その東の島には、ブラックソーン城の廃墟だ。さらにその東、この城のはるか南東の大きな山ばかりの島が、"アバタールの島"だ。この島の中央に、コデックスの神殿がある。地図の7カ所、ストーンサークルが記されていよう。それはもちろん、徳の神殿だ。この地図を常に手元に置き、自分の位置を確認しながら旅をすることだ。
トールデン: 余の秘書官だ。
ひしょかん: さよう、トールデンは余の補佐を努める男だ。ブリテインにいるだろう。
ちりょう: ロード・ブリティッシュが手をかざすと、パーティ全員が回復した。
VIは兎に角よく話します。
ウルティマVI(2)
- 2009/11/27(金) 22:34:27

あまりのことに目を閉じた。夜空に悲鳴が響く。おそらく自分の声だ。
罵りと怒号、短剣、悲鳴、死・・・
混乱と恐怖の叫び・・・
しかし、苦痛は感じない。どうしたのだろう?
・・・まだ、生きている・・・。

暗闇に音もなく赤い光が現われた。そして、鈍い音が聞こえたような気がした。
クロスボウの発射音か?その瞬間、指導者の岩石のような顔に、鮮やかな紫のバラが花開き、花の中央に小さな羽飾りが添えられた!

指導者はその場に崩れ落ちた。赤いムーンゲートから、懐かしい仲間が現れた。
哮り狂う群衆の中を、剣を振りながらやって来るのは、デュプレだ!

「ぐずぐずするな。早くゲートに駆け込むんだ!」
シャミノが言った。その横で、クロスボウを構えたイオロが笑っている。デュプレは小さな剣を投げ渡してくれた。
イオロは、倒れた指導者が落とした本を拾い上げると、ムーンゲートに飛び込んだ。シャミノがすぐ後に続く。デュプレとムーンゲートに向かう途中、怒り狂った群衆が行く手を阻んだ。

幸運にも、思ったよりゲートはゆっくりと消滅していった。
ところが、群衆の中の三匹が、低いうなり声と共に消滅寸前のゲートに身を投じたのだ!
ウルティマVI(1)
- 2009/11/24(火) 22:50:25
ウルティマVIに入ります。徳の時代3部作の最終作です。VIIとともに人気が高いシナリオのよう。
実はこれは98版を持ってます。当時中古で安かったので買いましたが、IVを解いていないためか最初から難解なストーリについていけず、断念した苦い思い出があります。確かブリちゃん城を出るか出ないかのところだったと記憶してます。そんなトラウマのある作品です。
さて、われらがトンヌラは地球で暇な毎日を過ごしています。考えてみればVの結末を見ずまま地球に戻って来たわけですから、さぞかしブラックソーンはどうなったのか気になる毎日だったでしょう。そんなとき目の前に赤いムーンゲートが開き、飛び入ってしまいます。

赤いムーンゲートに踏み込むと、強い光に眩惑され、同時にあのよじれるような不思議な感覚が襲った。次の瞬間、どこかの夜の平原に立っていた。
慌てて目を凝らすと、夜霧を通した月明かりの下で、文字のようなものが刻まれた大きな四角い岩が目に入った。何かの宗教的なもののように見える。
その時、それまで静かだった平原に数百もの不気味な声がわき起こった。
いつの間にか、歌声のような低いうなりに取り囲まれている。
しかも、その歌声は輪を狭め、ゆっくりと近付いてくる。あまりの不気味さに、反射的に逃げ出していた!

しかし、どこにも逃げる場所はなかった・・・。
恐ろしい形相の生物に、完全に周りを囲まれている。必死で意思を伝えようとしたが全く通じない。そればかりか、鋭い爪のある手に取り押さえられてしまった!

そのまま、ものすごい力で、あの大きな岩に縛りつけられた。

群衆はひざまづき、左右に体を揺らしながら不気味な声で歌い続ける。その背後から大きな翼のある生き物が、厳かに進み出た。
きっと彼らの指導者なのだろう。彼は手にした紫の布をほどき、真鍮の帯が入った本を取り出した。その本を開くと、書かれてある一節を仰々しく読み上げた。
彼が音を立てて本を閉じると、群衆からは拍手がわき起こり、中には興奮して奇声を上げる者も出た。ふと見ると、彼の手には短剣が握られている。
月の明りを反射して、見るだけで体が切り刻まれそうな鋭い光を放っている。
その短剣が振り上げられた!
ウルティマVの考察
- 2009/11/15(日) 23:11:37
徳の時代は完全ではない。ちょっとした事件からガラガラと音を立て崩れてしまう。誰でも徳を衰退させる力を持っている。もちろんアバタールも持っている。住人のほとんども間違った徳の解釈に侵されている。それすらも気づいていない。平和な世界はほんとうに平和なのか??そもそも平和とは何なのか??そんなことを感じながらゲームが始まります。
IVとは違い、徳の道に対する監視は緩まっています。少々敵から逃げても徳は減りません。その代わりシナリオの中で善とは?悪とは?と試してきます。序盤は徳の道を守り続けているレジスタンスに入り込むことが第一目標。そう、すでにレジスタンスという立場になっているのです。徳の道で支配されているわけではありません。アバタールといえど、この世の中で生きていくためには、徳を守りつつレジスタンスの信頼を得て、接触を図るしかありません。このようなリアリティがVのシナリオの醍醐味です。
逆に悪を滅ぼすために体制側の信頼を得なければなりません。体制側と接触し、本拠地であるブラックソーン城に忍び込みます。決してブラックソーンを倒しにいく訳ではありません。ワイルド7のテルのような活躍です。(彼は失敗して棺桶に入れられてしまいましたが)ここで善を守りつつ、悪をだますということをしなければなりません。悪を倒しにいくというものでもない。ここにVのテーマがあります。
VはIVと違い、上記のテーマを除けば、単純なシナリオです。IVを解いていれば力の言葉を探すことにしても、会話を辿っていけば聞き出すことができます。ブリちゃんの遺品(?)を見つけるクエストもむつかしくありません。唯一困難なことは地下世界の探検ぐらいでしょうか。簡単な線を追いかけていくと自然と解決していきます。
淡々と話は進んでいきますが、オープニングの盛り上がりだけが浮いている気もします。これ以降のウルティマはオープニングに大きな事件があるという展開ですが、ゲームを開始するとそのギャップが大きすぎる。シャドーロードの倒し方は非常にいいです。徳の三元素と相反するシャドーロードが重なるとき死を与えることができる。±0になったのでしょうか??シャドーロードには死が与えられましたが、三元素には影響がなかったのでしょうか??気になる所でもあります。
そして最後のブラックソーン。ブリちゃんは背後のシャドーロードの存在を認め、ブラックソーンを逃がします。考えてみたら誰もブラックソーンを倒してくれ、ということは言っていません。シャドーロードを倒してくれ、と言われたことがないです。ただシャドーロードの場合、モンデインの宝珠が関係していること、そしてゲーム内で散々苦しめられたことから、倒すべき相手になっています。いよいよ倒し方を知ると、倒すべき相手として確定します。悪の時代から徳の時代になったはずですが、アバタール自身も悪の時代に戻るような行為をしなければVの問題を解決できません。それがウルティマVです。


